国語力
最近,塾生2人から国語の定期テストの解答用紙を預かりました。
あまり点数が取れていないようなので,
どのような答案を作成しているのか見たかったからです。
平成17年10月26日に中央教育審議会から出された「新しい時代の義務教育を創造する」(中央教育審議会答申)の中には,
「国語力はすべての教科の基本となるものであり,その充実を図ることが重要である。」
との記述があります。
同感です。
私たちは,「日本語」を使って考えているからです。
頭の中には日本語が飛び交っているでしょう。
国語力が不足すれば,思考の範囲もその分制限されてしまい,
深く考えることができなくなります。
国語が苦手と言って勉強を怠ると,
他の教科にも影響が及ぶことになるでしょう。
どの教科も比較的長い文章を用いた出題があります。
国語力を試されていると言っても過言ではありません。
さて,塾生の国語の答案を見ての率直な感想は,
「語彙が乏しい」です。
読書量が少ない上に,
普段から簡単な言葉しか使わない
ツケが回ってきているのではないでしょうか。
語彙が足りなければ,国語の点数が上がりません。
今後,語彙を増やすための方策を塾生に伝えたいと思います。
もしかすると,語彙の意味もわからないかも……,う~む。
語彙不足の他にも,
国語の点数が伸び悩んでいる原因を見つけましたので,
その点についても指摘するつもりです。
近く改善されるのではないでしょうか。