理科コース開始

明日、4月16日(土)から平成23年度の理科コースがスタートします。

昨年度もそうだったのですが、
不思議なことに、理科を苦手とする塾生がとても多いのです。

中学校では、いろいろな教科を勉強します。
国、社、数、理、英、体、技、美、書、音、……。
すべて大切な教科です。
どれもしっかり勉強する必要があります。
ただ、福井県の高校入学試験ではそのうちの5教科が対象となりますから、
どうしてもそれらの教科の勉強により力を入れざるを得ません。

そして5教科の試験の満点は、すべて100点となっています。
傾斜配点方式を採用していないのです。
したがって、いくつかの教科の成績がまずまずでも、
その他の教科の成績が極端に低いとなると、
これは総合成績の評価ではかなり不利に働きます。
「一芸に秀でる」という考え方も良しですが、
高校入試のためには、
5教科をバランスよく勉強する必要があります。

苦手な理科を得意科目に変えることができたら嬉しいですよね。
今まで理解しづらかった教科ですから、
最初は苦労するかもしれませんが、
やればできます、できるはずです。

理科ってなんでしょう。
個人的な考えですが、
中学理科は、
身の回りで起きている事象をきっちり説明してくれる教科かと。

普段、気に留めていなかったことを少し意識してみましょう。

なぜ物が見えるのか、
なぜ自転車は坂を下っていくのか、
物は何からできているのか、
なぜ夏は暑いのか、
なぜ天気がよいと洗濯物がよく乾くのか、

これらの理由を知らなくても、生きていけるでしょうけれど、
知っていれば楽しいのではないでしょうか。
これを基礎として知識が拡張していくでしょうし。

苦手教科を勉強することは憂鬱なことでしょう。
しかし、ここで発想の転換(パラダイムシフト)をしてみましょう。
得意科目に比べて苦手科目は、
ちょこっとの勉強でドカーンと成績が上がる可能性が高いのです。
そうなれば気持ちよいですよね。
快感を得る塾生が何人になるか……楽しみです。

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