計算ミスの原因は
昨日、小学生の時間でのこと
算数をしながら涙を我慢している子がいました。
強い子なので、分かるか分からないか程度でしたが
他の子ならばおんおん泣いているところでしょう。
何に悔しい思いをしているかというと
四則混合の分数計算。
実はこの子、普通レベルの計算は速くできるのです。
でも、計算ミスが多いからと
わざと今日出題した問題はハイレベル計算。
複雑な計算は、すぐに取りかからず
まずどこから攻めていくか見定めたうえで
式の計算の順序に従って注意深くすすめる必要があります。
わり算はかけ算になおし、
たしひき算は通分して、
と、努力して時間をかけて解いても
一つの勘違いで○になりません。
せっかく解いたのに、間違えばまた最初から頑張らなければなりません。
その途中、感情が高ぶったのだろうと思います。
いったい何がミスを誘うのか。
「どうも、小さいスペースに計算をしていることも
原因だね~。
今度は大きな紙で計算しようよ。」
本人もそれは分かっていたようです。
誤答の原因にはいろいろあります。
ただ計算し、間違ったから直して、○がつけばおしまい。
それでは、次も同じミスをしてしまうのではないか。
ミスの原因が何か。どこを工夫すればよいのか。
自分で考えてみることができれば、ぐーんとステップアップできますよ。
悔しい、という気持ちが、前に向かってすすむ力となるように
指導していきたいと思います。
その後、パズルゲームでスッキリして帰りました。
メリハリつけて、身に付く学習をしていきましょうねっ。
応援しています。
———-や