勉強は自分のため?
小学生の時間、
「あぁ、めんどくさい!もうやらん!」
と言って腹を立ててしまった子がいました。
「こんなもんやっても何にもならんし!」
「いいんやぁ、こんなもんやらなくたって!」
「自分が、できなくなるだけやし!」
まぁ、怒ること怒ること。
ちょっと面倒な問題なので、いらいらしたのですね。
でも一度へそが曲がると、
誰だって気持ちを修正して前向きになるということは
なかなか難しいので、
しばらく様子見。
すると隣で勉強していた子が
「自分のために勉強していると、いずれは人のためになるんやで。」
と、ぽつりと言いました。
学ぶということってなんでしょうね。
勉強は面倒くさいものだよね。
何でこんなことしなきゃならないんだろうって思うこともあるよね。
コツコツと学習を積み上げていけば
いずれは大きな山になるということを身をもって知り、
そんなことができた自分に自信を持ち、可能性も広がると思えれば、
こんなにハッピーなことはありません。
自分の未来は、自分が強く望めばどんな形にもなる可能性を秘めているはずです。
自分のためであり、社会のために知識をつける。
大人でもなかなか言えない言葉ですね。
心もしっかり大きくなっています。