理科の勉強
いわゆる「ゆとり教育」からの方針転換により,
今年度から中学校の教科書が刷新されました。
理科の教科書も例外ではありません。
当塾では,英語と数学以外の教科も指導しており,
今は主に,塾生とともに理科に取り組んでいます。
日ごろから塾生には「教科書が基本です!」と言い続けています。
ですから,指導者も教科書をしっかり読み込まなくてはなりません。
その作業を進めている最中です。
前々から言われたとおり,ボリュームアップしています。
従来は,1分野上下,2分野上下の4分冊でしたが,
分冊数は減りましたが,ページ数は大幅に増えています。
巻頭,巻末の資料部分を除いてのページ数ですが,
従来は合計548ページ(154,126,139,129ページ)だったのが,
今年度からは合計760ページ(240,248,272ページ)になりました。
巷では,学ぶことが多くなって勉強が大変になると言われています。
ごもっともです。
でも,どうせ勉強しなければならないのなら発想の転換をしてはどうでしょうか。
よくよく教科書を見れば,単元数は”14”で変わっていません。
勉強する内容は同じなのです。
以前は同じ内容でも説明を簡単にしなければならず,
かえって分かり難い面もあったはずです。
今年度の教科書は以前よりも丁寧に説明されています。
覚えることは多くなるかもしれませんが,
科学的なものの考え方を身につけるには新しい教科書はきっと役立つはずです。
参考書などの他の教材の出番も少なくなるでしょう。
今まで以上に「教科書が基本です!」と言えそうです。
教科書至上主義に拍車がかかりそうです