湯気と水蒸気

昨日は雪がたくさん降りました。
いよいよ来たかと思いましたが、今朝はお日様が出てだいぶ融けています。
せっかく作った雪だるまも、おじぎをしています。

庭の松の樹皮はお日様にあたためられて
「湯気」がたくさん立ちのぼっています。とても幻想的です。

さて、この「湯気」ですが
新明解国語辞典によると
湯などの表面から立ちのぼる蒸気(が冷えて水滴になったもの)と記載されています。

やかんでお湯を沸かした時やお風呂でみられる白いモクモクしたものは
湯気といいますが、

寒いのに、樹木や洗濯物から立ちのぼるものも「湯気」と言い表すことに抵抗があるのは私だけでしょうか?
だって漢字に「湯」が入っているので・・・・。

ここまでくると、ちょっと理科の話をしたくなります。(笑

水が蒸発すると水蒸気(気体)→ 湯気(液体)と変わっていくことはもうご存知ですね。
ではなぜ、湯気はそのあと消えてしまうのでしょうか。

水蒸気は気体ですから、「水分子」が、バラバラになって飛び回っている状態。
水分子は小さすぎて目には見えません。
しかし、湯気は小さな水滴つまり液体。
小さいといってもある程度の大きさがあるから光を反射して白く見えます。

湯気がもくもくとしているところでも、湯気の粒の表面からは、どんどん水分子が蒸発しています。
蒸発しても周りにたくさん仲間(水分子)がいるのですぐ手を結んでまた水滴に戻ります。
しかし湯気が広がっていくと、周りの仲間が減ってスカスカになり、蒸発した水分子は手を結べなくなるので、水蒸気のかたちのまま空気に混ざって見えなくなるというわけです。

空気が水蒸気を含むことができる量は飽和水蒸気量。みなさんはよく学習していることでしたね。

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