暗記について

「勉強は暗記だ!」と言い切る人もいます。
これについて、賛成・反対は今はさておき、
勉強に暗記は大切であるという点に異論はないでしょう。

でも、好きな分野(ゲームとか、あれやこれや……)ならともかく、
嫌いな勉強に関する暗記はやりたくないですよね。

暗記をしたくない理由の一つに、
「どうせ忘れちゃうから」ってのはないですか?

「人間は忘れる動物である」なんていう言葉もあります。
そうです、一部の天才を除き、わたしたちは良いことも悪いことも忘れちゃうものです。

しかーし、本当にそうなんでしょうか。
以前から疑問に思っていました。
ある日突然、昔のことを思い出すことありませんか。
経験なくても、ありそうでしょ。

それにこんなことは?

あるとき、苦労して何かを暗記したとします。
でも、たいていすぐに記憶が曖昧になります。
エビングハウスの忘却曲線に乗っちゃいますからね。

ところが、しばらくしてから再び暗記しようとすると、
以前より楽に記憶できた……。
それが数年後であってもです。
わたしは経験あります。

だから、入試に向けて、イヤイヤでもよいので、
大事だと思えるあらゆる事項を、一度真剣に暗記してみましょう。

と、ここまでは科学的な裏付けのない精神論的な話でしたが、
今日、ドンピシャの記事を見つけました。

忘れた記憶も脳に蓄積されている – 理研が発見

詳しくは、記事をお読みください。
いろいろありましたが、さすが理研です。
ありがとう理研!

塾としては、「まずは一度、暗記しよう!」ということです。
それは頭に残っていますので、ご安心をぴかぴか(新しい)