算数の文章題が解けた!
算数の文章題が苦手な子がいます。
文を読んで、「あわせて」「残りは」などの言葉だけで四則演算を判断して
そこに書いてある数字をはめ込むという解き方をしていました。
文章全体の意味をつかむ前に、
部分だけで判断していて、それが習慣化されてしまったのです。
文章題を解くポイントは
まず、
問題文の意味をつかむこと。
書かれていることは何か、何を求めるかを、繰り返し読んで
はっきりさせる事が大切です。
次に
内容を頭の中にイメージとして思い描くこと。
長文であれば、区切って短くし理解しましょう。
そして
表や絵、線分図を書いて考えること。
とにかく書きながら考えることが大切で、頭の中だけで考えずに
鉛筆を動かしながら考える習慣をつけましょう。
さらに
式をきちんと書いて考えること。
最後に
問題を解いたあとは、必ず確かめをすること。
出した答えを問題文に当てはめてみて、合わない場合は、
計算ミスか、それとも考えのミスなのか、はっきり知ることが大切。
学習を始めて3か月。
苦手な問題をしつこく出して、申し訳ないなぁ、と思いながら
がんばってもらっていたのですが、
今日の教室では、かけわり算とたしひき算の文章題プリント2枚を
正確な式を立てて解くことができました!
しかもいつもより早い時間で!
やったねー!すごいじゃん!
本人は、とても嬉しそうな笑顔でした。
この笑顔を見たくて指導をしているような気がします。
がんばるという努力の末に喜びがあることを知ってくれると
きっと次も頑張ってくれる。
そしていつの間にか何段も高い階段をのぼってくれる信じています。
———-や