たゆまざる 歩み恐ろし かたつむり
長崎の「平和記念像」を作った大正・昭和彫刻家、
北村西望さん(1884~1987 58年文化勲章)は、
102歳で亡くなる日まで現役で創作に励んだそうです。
彼が「平和記念像」を作っていたある夜、
足もとにいたかたつむりが
翌朝見ると9メートルもある像のてっぺんに上がっていたそうです。
たゆまざる 歩み恐ろし かたつむり
昭和30年8月8日のこと、72歳のときにこの句を詠んだそうです。
彼の半生は苦労の連続でした。
ライバル達は日展で次々と受賞。
自分は8年間も賞をとれず、彫刻をやめようとさえ思ったそうです。
自分とかたつむりを重ねて詠んだのですね。
コツコツ頑張ること。その一言に尽きますね。
コツコツ頑張るためには、頑張る意味を自分なりに定めることも重要。
勉強する意味、
部活をする意味、
何のためにしているのでしょうね。
あなにとっての意味は?目標は?
———-や